今年度、しおさい地区はあいコープPB「産直豚バラ肉で作った味わい角煮(以下、PB角煮)」について学習しています。
PBとはプライベートブランドのことで生産者、組合員、職員が共同開発したあいコープ独自の商品。
あいシテル商品と呼ばれ、これまで約70商品が開発されています。
今回はPB角煮の生産者、ミート・コンパニオン福島工場へ見学に行きました。
まずは工場長の吉田さんに会社の概要をご説明いただきました。
ミート・コンパニオンは主にお肉の加工をしており、多くのチェーン店に商品を提供しているということでした。
また、他県の工場でもあいコープ産直豚の加工品を製造しているそうです。
次にPB角煮の製造ラインを案内していただきました。
あいコープみやぎのミートセンターから仕入れた産直肉の塊を流水解凍し、大釜でぐらぐら煮た後にプレス。

大釜でぐらぐら煮ます
お肉の高さを揃え機械で切り、最後は人の手で丁寧に形や重さを調節していました。

機械で同じ厚さにカットします

幅や大きさを揃え丁寧に切ります

手早く同じ重さに量ります
その後、あいコープ生産者である鎌田醤油の特製タレを加えてパック詰めし、金属、重さ等の検査後更に加熱殺菌。
お肉にタレの味がしみ込み、味も馴染むとのことでした。

漏斗のようなものでお肉がストンと入ります

醤油ダレが充填されておいしそう!

高温で味をしみこませます
加熱時にサーモラベルを貼ることで設定温度が維持されていたか確認でき、安全管理にもしっかり取り組んでいることが分かりました。
ミート・コンパニオンは、機械だけではなく人の手もかけ工夫をしながらより良い商品を作り上げることのできる、組合員の声が届けられる工場という印象をもちました。
来年、組合員さんを交えておこなうフォーラム(商品学習会)でも今回見学してきたことをお伝えしたいと思います。
(地区委員)


