6/24の農法研究会・現地確認会の後編です!
前編はこちら→そっちの畑は順調?生産者同士で産地巡り~農法研究会、夏の現地確認会~前編
大郷の田んぼの見学。
田植え後の苗の活着(*)をよくするために、肥料の散布時期を工夫する実験を行っています。
除草は↑こちらの乗用除草機で行います。
活着(*)を良くして丈夫なイネにしないと、機械に負けてしまいます。
*活着…根付き育つこと
試しにイネを抜いてみると、白くて太い、丈夫そうな根っこが確認できました。
ふと、有機栽培の田んぼを見回すとカモメがいる(@o@)!
畦に同じ方を向いて並んでいました♪
さて次は、迫ナチュラルファームに移動です。
農薬不使用トマトを見学。
施肥設計を見直し、自家製の液肥も散布して丈夫に育てているとのこと。
品種はルネッサンス、色つやの良いトマトが収穫できていました。
「パクリ」みんなで試食。
自他共に認める、良い味に仕上がっていました(^0^)!
こちらは農薬不使用の水田。
「代掻きのタイミングを工夫して、雑草のヒエはバッチリ抑えたよ!
ただ…今度はコナギやオモダカが現れた…。
う~ん、雑草は手ごわいなぁ。」と、迫の菅原達徳さん。
それでも全体をみれば昨年よりも雑草は減っています。
次に伺った先はきゅうりハウス。
葉っぱが白いのがわかります。
「農薬削減徹底したら、こんなになってしまった。」
ダニが大発生して若い葉が白化し、早めに収穫を切りげたそう。
乾燥した天候が続いたのも被害を助長したようです。
適期に効果的な防除手段の必要性を、改めて実感しました。
順調な作物、課題の残る作物。
やはり、農薬削減は簡単ではないのです。
迫・菅原達徳さんの背中には「いつでも笑顔」の文字。
課題もたくさんありますが、これからも農法研究会は、あいコープの目指す農産物を作るため「笑顔で」挑戦を続けます!
(報告:商品部 千葉)