あいコープ組合員でもある田端眞理子さんを講師に、オンラインで米粉のシフォンケーキの作り方を教えていただきました。
まずは田端さんよりデモンストレーションをしていただき、シフォンケーキ作りの要であるメレンゲの作り方を、ハンドミキサーの使い方から詳しく教えて下さいました。
メレンゲをしっかり泡立てキメを整えると卵の鮮度で仕上がりに大きな差が出てきます。また、型の素材による焼き上がりの違い、材料により仕上がりや風味に大きく違いが出るとのことです。生地にボコっとした穴が開かないように“泡締め”というプロならではのポイントも教わりました。

カメラの前でデモンストレーション
田端さんは石けん環境委員会の委員さんでもあり、ヘラやハンドミキサーの羽に付いた生地を指で取って生地に加えたり、型に流した後のボールに残った生地をウェスでふき取ること、焼いた後のオーブンに洗った器具を入れて乾燥させる等、簡単に取り入れられるエコな片付けの仕方も伝えて下さいました。
デモの生地を焼いている間は参加者さんが一斉に作業を開始!画面上で20名ほどの方が一同に作っている様子はなかなか見られない面白い画でした。
初めて作る方もいらっしゃり、不安な方には、田端さんが画面を通して様子を見ながら丁寧にご指導されていました。

画面に向かって指導する田端さん
皆さんが作業を終えて生地を焼いている間は、使用した材料のお話しや生協について、総代と委員会活動のお話しをお聞きいただきました。
その後、前日に焼いていたシフォンの型の外し方をデモしていただきましたのですが、驚いたのはなんと!田端さんがいきなり手で型の中のシフォン生地を押しつぶしたのです!

焼きあがったシフォンの外し方、まずぐっと押す。
せっかくふわふわに焼けた生地を⁈と思ったのはつかの間、押しつぶした生地はすんなり型から外れ、底をひっくり返すと重力であっという間にもと通りに~!
手で押しつぶしても、ちゃんと戻ってふわふわの生地になるのは、新鮮な卵でしっかりメレンゲを作るのが大事ということがよ~く分かる瞬間でした。

押しても戻ってくるのでご安心を!
焼きたてのところをパクっといきたいところですが、シフォンケーキは焼いてすぐ型から外すとしぼんで崩れやすいため、瓶などの上に逆さにして1日置いてから。翌日が1番美味しく食べられるそうです。
田端さんは後日、LINE上で参加者さんの焼いたシフォンのフォロー指導もして下さり、皆さんからは成功したシフォンの写真と感謝の声が届けられ、シフォン作りをレベルアップされた方が続出しておりました!!
ご参加された皆さま、講師の田端さん、ありがとうございました!
(担当理事)