産地交流もいよいよ大詰めです。
先月稲刈りをし、天日干ししていた大郷交流田のひとめぼれを昭和生まれの機械「ハーベスタ」で脱穀していきます。

昭和生まれのハーベスタ
今は稲刈りとともに脱穀する「コンバイン」が主流となっており、機械の進化を感じます。
参加家族の大人も子供も並んで稲を運びました。
どんどんと籾が外されて袋に貯まり、藁と細かいクズと分けられていきます。
今年は9月の天候のせいか倒伏してしまう稲穂が多く、刈り取れなかったものもありましたから一粒でも多く脱穀しようと稲穂を拾う姿が印象的です。

落ち穂拾い
そうそう!倒伏した稲からはすでに芽が出て葉を伸ばしていました。生産者さんの西塚さんから昔は倒伏して出た芽を苗として使うこともあったと聞き、何も無駄にしない昔の人たちの生活を想像してしまいました。

西塚さんの説明を聞く
脱穀はスムーズに終わり、移動してライスセンターを見学しました。ものの数分で籾が外され選別され4袋半の玄米となると、手元に届くのが楽しみになってきますね!

米袋運びに挑戦
はじめての冬水田んぼでできたお米はどんなお味なのかな??

今年は4袋半
選別に外れたお米はもっと精密な選別のできるお米屋さんに運ばれて食用になったり、大郷の米粉を使った商品になったり、みりんの原料になったり、家畜のエサになったりするそうです。

選別したお米の説明を聞く
丹精込めて作られたお米はとことん無駄なく使われているのだなと感じました。
最後に新しくなった大郷グリーンファーマーズの事務所で一足早く大郷産の新米を試食させていただきました。

新しい事務所で新米の試食
もっちり甘いげんきまると、あっさりして後から甘いササニシキ。どちらも甲乙つけがたい!!おかわりする子も出るほど美味しいお米でした。
(担当理事)