私たちは、生活協同組合あいコープみやぎの「脱原発エネルギーシフト委員会」で、再生可能エネルギーの取り組みを学び広める活動をしています。
その一環として、9月7日と25日の二日間にわたり、「きらきら発電所」として地域で太陽光発電を実践している広幡さんのお宅を見学しました。

屋根とカーポートにソーラーパネルが設置されている広幡家
広幡さんはご自宅とカーポートの屋根に太陽光パネルを設置。
太陽光パネルを載せた屋根はよく見るようになりましたが、広幡さんのお宅では、太陽光で発電した電気を電気自動車に充電し、その電気を家で使うように変換する装置を通して夜間も太陽光由来の電気を使用。

白い箱型の機械が車に蓄電された電気を家に戻すための機械(V2H)。
この機械を通して電気を汲み上げるので、まさに電気の井戸
電気自動車を蓄電池とするのを直接見せていただき、そこまでの経緯を聴き、こんな方法があるのかと驚きました。
2010年に太陽光パネルを設置した後に東日本大震災が起こり、エネルギーについて考えたこと、きらきら発電所がスタートし、ひとつひとつの発電所が生まれた経緯など詳しく聴くことができました。
太陽光パネルが寿命を迎えた後に処理する施設についての話題もあり、さらに学んでいきたいと思いました。
太陽光パネル設置、電気自動車の購入、変換装置の費用についても教えていただきながら、真似するのは簡単でないけれど、自分の暮らしの中でエネルギーについて考えていくことの大切さをあらためて感じました。
(脱原エネシフ委員)


