今年で29年目になる大郷みどり会との田んぼの交流で毎年人気の「生き物調べ」。
コロナの影響で今年は組合員への募集は行いませんでしたが、理事と職員で生き物調査と草取りに行ってきました。
大郷生き物調べスタート!
どんな生き物を見つけられるかワクワク!
お父さんと一緒に
この田んぼは29年間ずっと無農薬で栽培しているので、田んぼや田んぼの周りには生き物がたくさん!
カエルやザリガニ、トンボはもちろん、コオイムシやミズカマキリにドジョウまで、25種類もの生き物を見つけることができました。
たくさんの生き物を見つけたよ
ザリガニ
ホタルも発見!
カナヘビに夢中
資料と照らし合わせながら、調査報告
また、6月にしっかり草取りをした田んぼですが、稲と稲の間にはびっしりと雑草たちが生えていました。
除草剤を使わない栽培の大変さを感じるとともに、だからこそたくさんの生き物を見ることができるのだということを実感しました。
草取りを頑張る大人たち
草取り後の田んぼ。ずいぶんスッキリしました。
大郷みどり会・郷右近さんのお話では、無農薬栽培にすると最初の2~3年は虫の被害が多く、お米の等級が下がってしまいますが、次第に害虫を食べるクモなどの益虫が増え、害虫による被害が減るのだそうです。
そうやって、自然の摂理を生かしながら育てている現場を見て聞いて体験することができ、とても勉強になりました。
来年はまた、たくさんの組合員さんが足を運べることを願っています。
(担当理事)