8/23、山形県飯豊町の「ながめやま牧場」に行ってきました☆
タイトルは「拝見します☆放牧パスちゃんの食卓」。
放牧パスちゃんの「飼料」にスポットをあてて見学です(^0^)
小さいお子さんたちもたくさんいますから、バスでも楽しみながら牧場のことを学びます。

(あいコープの職員が楽しくおはなし)
バスの中で、牛のエサであるデントコーンにふれてみます。

(生のデントコーン)
デントコーンは高さ2mにもなること、でも1株に1個しか実はつかないこと…などなどを学びました。
して、そのお味は…?

(茹でたデントコーン)
「硬い!」「おもったより甘い!」
いろいろな感想が聞かれました。
では、牛たちはどうやって食べているのでしょう…?
その答えは牧場に!
「ながめやま牧場」に到着して開会式。

(開会式の様子)
牧場や近隣農家さんが栽培する地元産のデントコーンは、収穫後、茎も葉も実も全てを刻んで、巨大な白いラップに包んで発酵させ、「つけもの」状態にしてから牛に与えています。

(左側・手前の白いものがデントコーンの「つけもの」。遠山牧場長が説明をしてくれています。)
「このつけものをサイレージといいます。発酵させることで栄養価が高まり、消化もよくなります。」と原田組合長さんに教えてもらいました。

(ニックネーム「じゃいこ」と原田組合長)
他にも、ながめやま牧場では、干し草におからやウイスキーかすなどのエコフィード(※)を混ぜて、飼料の自給率アップにも挑戦しています。
※エコフィードとは、食品残渣(さ)を原料として加工処理されたリサイクル飼料のこと。

(おからやウイスキーかす)
牛舎では牛が食べている飼料を見学しました。
見学の後は、バケツの中で「マイブレンド飼料」を作る体験をしました!

(ブレンド中)
「マイブレンド飼料」を牛にあげてみました!
「食べてくれるかな…?」「食べてくれた!!!(^o^)!!!」

(食べてくれた!)
写真左の巨大な施設が堆肥舎。右奥が畑。

堆肥舎では、牛舎に敷いているバイオベッドを堆肥にし、その肥料が畑にまかれます。
肥料を撒いた畑では、牛のエサであるデントコーンが作られています。

デントコーンを食べた牛の、搾りたてのお乳を、温めていただきました。

牛を飼い、バイオベッドは堆肥にして畑に撒く。
畑でとれた飼料を牛が食べて、おいしいお乳を搾る。
大人も子どもも、大満足で「耕畜連携」が体感できた1日でした。
準備してくださったながめやま牧場のみなさん、本当にありがとうございました(*^0^*)
来年もまたお邪魔しまーす♪

(集合写真はクリックで拡大できます)
(担当理事)


