まだまだ残暑の厳しい良く晴れた9月2日。「みんなであいごはんをつくろう!~北の国からそばづくしの会~」が開催されました。
今回のテーマは”そば”ということで、「挽きたて打ちたてそば」でおなじみの北舘製麺から田口勇さんにお越しいただきました。
北舘製麺田口さんのお話
北舘製麺は昭和23年創業の岩手県八幡平市にある製麺会社。
こだわりは石臼での製粉。一般的には金属製ローラーでそばを挽くのですが、これだと熱が発生し、そばの香りが飛んでしまうとのこと。これに対し北舘製麺は石臼を使い、石の隙間でねじ切るようにしてそばを挽くことで熱の発生を防ぎ、そばの風味を損なわないようにしているそうです!
また、「蓼食う虫も好き好き」ということわざがあるように、蓼科の植物であるそばもまた害虫がつきにくいので殺虫剤を撒かなくてもいいそうです。
さらに目からウロコの田口さんのお話が続きます。
そばは、色で判断できないそうです!
麺の色が濃い方がそば粉を多く使ってそう…と思ってましたが、そばの色とそば粉の使用量の間にあまり関係はなく、むしろそば殻を粉にした黒粉を使えばいくらでも色を濃くできるそうです。
いよいよお楽しみの試食タイム。
調理中
完成!
今日のメニューは
・冷やしたぬきそば
・そばサラダ
・カリカリそば
・そばいなり北舘風
田口さんを囲んでいただきます!
この日は30度を超えていたので「冷やしたぬきそば」はうってつけ!
「そばサラダ」も酢がきいていてとてもさっぱりと食べられました。
子供たちが喜んで食べていたのが「そばいなり北舘風」で、これは田口さんのお勧めだそうです。
大人には「カリカリそば」が好評で、参加者みんな口々に「お酒に会うね」と言っていました。
今回はじめて「あいごはん」に参加してみて、組合員さんとお話をしたり、生産者さんのお話を聞けたことはとてもいい経験になったと思います。
もうすぐ新そばの季節。みなさんもいろいろなそば料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
集合写真
(あいぶらんど通信宮城野地区編・職員報告より抜粋)