活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

7/2【飯舘電力バーチャル視察ツアー】開催

10年前のあの忌まわしい原発事故。高濃度の放射能汚染を受けた飯舘村はその日以来苦悩の日々が続いています。

やり場のない怒り、悲しみ。それでも負けるものか、と再エネで復興支援事業を行っている飯舘電力さんがバーチャル視察コンテンツを作ったと聞き、早速オンライン視察ツアーを開催しました。

あいコープからZoom配信

まるで観光バスに乗って飯舘村を旅しているような映像を楽しみながら(運転手さんの影やバスのクラクション音など芸が細かい!)、副社長の千葉さん、米澤さんのユーモアのあるガイドで60分たっぷり案内していただきました。

美しい飯舘村の風景
美しい飯舘村の風景
自然豊かな風景と対照的な黒いフレコンバックの山、遮蔽土用に削られて無くなった山。
まだまだ線量が高いため帰村者は少ないのにもかかわらず作られた立派な小中一貫校、公園などの映像に、原発事故の罪深さを改めて実感しました。

飯舘電力には現在42基の太陽光発電所があり、そのうち14基はソーラーシェアリングだそうです。パネルの下では牧草が育てられています。

かつて飯舘村は肉用和牛の畜産が盛んな土地でしたが、事故で多くの畜産家が廃業に追い込まれました。しかしブランドを絶やさぬよう頑張っている畜産農家さんもおり、ソーラーパネルの下で育てられた牧草が牛の飼育に一役買っています。

脱原発を実現するには再エネの普及が大きな力になります!
あいコープでは主に再エネの電気を供給しているパルシステムでんきの取次をしています。飯舘電力さんもパルシステムでんきの発電産地となっていますよ。

パルシステムでんきのような再エネ中心の電力会社に切り替えることが、復興支援にも気候危機対策にも脱原発にもつながります。ぜひパルシステムでんきをチェックしてみてくださいね!
(担当理事)