「畑に行こう!」は、組合員さんに農業体験を通して農業や産地をもっと身近に感じていただく為のイベントです。
コロナ禍の影響で、4月・5月の作業は中止になってしまいましたが、仙台えんのう倶楽部の皆さんが植え付けし、お世話してくださったジャガイモが収穫の時を迎えました。
この日は10時からと11時からの1交代制で、参加登録された組合員さんとそのご家族をお迎えし、作業を行いました。
ジャガイモの種類はほくほくして美味しいキタアカリです。
今年は少し生育が思わしくない所もありましたが、えんのう倶楽部に追加で種芋を植えて頂き、登録組合員さんみんなでしっかり持ち帰れるようにお世話をしていただきました。
家族ごとに分かれて、ジャガイモの株をひっぱると、中からゴロゴロとおいもが出てきて、歓声があがります。
小さいお子さんもお父さんと一緒にがんばりました
参加された方から「一株あたりで、予想の3倍ぐらいおいもがついていて驚きました」
「土の中から余さずおいもを探すのが難しかった」という感想が出ました。
おいもがゴロゴロ!
すぐ隣の畝には、前回の「畑に行こう!」でたねまきをした落花生がすくすく育って、黄色い花をつけていました。
落花生のお花
仙台えんのう倶楽部のIさんが、この後受粉して花が落ちると、子房柄という細長い根っこみたいなものが伸びて、土に潜りはじめる事を教えて下さいました。
落花生は、子房柄が伸びた先の土の中にできます。8月上旬ぐらいには土の中に潜っていく様子が観察できるという事でした。
いろいろな種類の雑草が生えています
残った時間で落花生の畝の間に生えた雑草をとります。
15分程度の短い時間でしたが、参加者みんなで草取りをするとだいぶ奇麗になりました。除草剤や殺虫剤に頼らず栽培しているので、こういうまめなお世話が大切です。
みんなで除草
次回は5月に植え付けをしたサツマイモの収穫を行います。このまま無事に大きくなってくれる事を願いつつ、作業を終えました。
いつも畑のお世話や指導をしてくださる仙台えんのう倶楽部の皆さま、参加者の皆さま、暑い中ありがとうございました。
(担当理事)