活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

7/27 宮城野・若林地区【社会福祉法人みんなの輪 わはわ大衡見学】

宮城野・若林地区の理事・委員親子9名で、わはわ大衡の見学をさせていただきました。
宮城野・若林地区の理事・委員親子9名で、わはわ大衡の見学

わはわ大衡では大郷の米粉を使った“発酵バター香るしあわせフィナンシェ”や“米粉のクッキー”、“プチマドレーヌ”などの焼き菓子を製造しています。

こちらの施設は万葉おおひら館の隣に位置し、2018年にできたばかりのとてもきれいな建物でした。
2018年にできたばかりのとてもきれいな建物
18~64歳までの障害がある方が通われており、就労継続支援B型事業(焼き菓子製造や企業の請負作業)の他、生活介護事業や短期入所・日中一時支援事業なども行っています。災害時は大衡村の避難所としても使われるそうです。

作業の様子
作業の様子
私たちがお邪魔した時は、利用者さんが焼きあがったお菓子の袋詰めやシール貼りをしていました。焼き菓子の製造は、就労継続支援B型の利用者さんとわはわ大衡の職員さん3名で行っているとの事。
“みんなの輪”では、利用者さんの“やりたい”という気持ちを大事にして、その日どんな活動をするかは利用者さん自身が決めるそうです。

お菓子作りには様々な工程がありますので、計量や型流し、梱包や清掃など、利用者さん自身が自分の得意なことを分業制で行っているとのことでした。
食品を扱うので衛生面の配慮もしっかりされており、エリアごとに床や履物の色を替えたり、身支度の手順表などもみせてもらいました。

焼き菓子の売り上げは利用者さんに工賃として現金で支払われるそうです。
“障害のあるなしにかかわらず誰もが安心して暮らせる地域社会をめざして”という”社会福祉法人みんなの輪”の理念のもと、利用者さんと”何か作り上げたい”という強い気持ちをもった職員さんが共同で作る焼き菓子は単に美味しいだけではなく、色々な気持ちがこもったスペシャルなお菓子なのだということを実感しました。

わはわ大衡で作っている商品がこちら
わはわ大衡で作っている商品がこちら
泉B地区の皆さんが開発した“発酵バター香るしあわせフィナンシェ”、米粉のあっさり&さっくり感にバターの香りがとてもやさしい“米粉クッキー”、冷凍庫から出せばいつでも食べられる一口サイズの“マドレーヌ”やパイ、作っている風景とその背景を見学させてもらって、ますます応援したい気持ちになりました。

施設の案内をして下さった、わはわ大衡の鈴木さん、利用者の皆さん、ありがとうございました。

(担当理事)