昨年から続く電力料金高騰。今多くの方が「効果的な省エネ方法」をお探しのことと思います。
「消費電力の大きいエアコンの利用を控えて暑さ寒さを我慢する」、そんな根性の省エネには限界がありますよね。
この度建築工房零の社長で一級建築士の小野幸助さんを講師にお招きし、家の断熱を高めて快適に暮らす方法を教えて頂きました。
断熱というと、壁や床に断熱材を入れる大がかりな工事をイメージしませんか?ですが小野さんのお話によると、熱が逃げるのは「窓から」が一番多いのだそう。だから内窓を付けたり、サッシを樹脂製のものにしたりすると大きな効果があるそうです。
今国の先進的リノベ事業や仙台市、宮城県でも補助金が手厚くなっており「三年程度で元は取れる。借金してでもやった方がいい。」とのことでした。
一番いいのは太陽熱を熱のまま使うこと。断熱の家というと窓が小さい家を想像しますが、仙台は冬に晴れ間が多く、南からの日差しを多く取り入れることで暖房を得られ、1年を通して考えると南の窓が大きい方が省エネであるそうです。
リフォーム例も紹介頂きながら、建築士ならではのリアルなお話をきくことができ学びの多い講座となりました。
当日の様子を建築工房零さんのYouTube「マドとマドリの旨い店・建築工房零ゼロ」でご紹介しています。是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/@zerocraft0707
(担当理事)