活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

5/25 大郷ふゆ水田んぼ田植え

あいコープ組合員と大郷みどり会が30年以上にわたり無農薬のお米づくりと交流を行ってきた交流田は、2023年度から“蛙”の産卵場所を確保する目的で冬期湛水(とうきたんすい=ふゆ水たんぼ)の取り組みを始めました。

田んぼの周辺は素晴らしい景観・特に土側溝が残っており、それは吸盤を持たない“かえる”の保護にもつながります。開会前のオリエンテーションではそんなことも伝えさせていただきました。

西塚さんから田んぼのお話を熱心に聞く参加者。

西塚さんから田んぼのお話を熱心に聞く参加者。

2024年度の田んぼ活動は登録家族5組と去年から生き物調査に協力してくれている大学生6名、コアサイクルで活動しているあいコープ職員6名、産地スタッフ6名とでスタートしました!

西塚さんから田植えの仕方を教わっています

西塚さんから田植えの仕方を教わっています

手植えで苗を植えるポイントが分かるよう引かれた格子模様の交差点とその間に苗を植えていきます。

あいコープ職員チームのスピードに驚き!

あいコープ職員チームのスピードに驚き!

田んぼのどろがしつこく長靴に絡みましたが、裸足で入っている人たちは案外スイスイ歩いていました(笑)

大学生チームも頑張っていました。

大学生チームも頑張っていました。

田植え終了目標を12時と決めて皆もくもくと田植えをしましたが、3/4ほど植えたところで苗が足りなくなるという事態!追加の苗を取りに行っている間に産地の西塚さんから、この田んぼの収穫量や何人分の年間消費量がまかなえるのか?など興味深いお話をしてもらいました。

子供たちも泥の感触を楽しんでいました。

子供たちも泥の感触を楽しんでいました。

追加の苗が到着し田植え完了!

田植えをしながら生き物調査

田植えをしながら生き物調査

泥をきれいに落として解散としました。

田植え終了。全員集合!

田植え終了。全員集合!

昨年までは、前年の収穫後と田植え前に代掻きという作業してきたのですが、今年は冬から水を張ったため、代掻きなしで田植えを行う予定でした。

田んぼには昨年の株が残っていたので、田植えができるのか?生き物は増えるのか?そして、生き物の保護だけではなく組合員さんにも楽しんで田んぼの活動をしてもらいたいという気持ちで準備してきました。

田植え数日前に、田んぼの土が硬すぎて苗が植えられないという連絡があり、急遽代掻きをしてもらうことにしました。
各産地、組合員さんとの交流は、産地の皆さんの協力なくしてはできない取り組みですので深く感謝しています。

大郷ふゆ水たんぼは、想定外の色々なことにも直面するかもしれませんが、生き物の変化を見守りつつ、今年も組合員さんと秋の実りを迎えたいと思います。
ご参加いただいた皆さんありがとうございました。

(担当理事)