5月の田植え、6月の草取りを経て、今回はいよいよ生きもの調査。
大郷ふゆ水田んぼは、大郷みどり会のみなさんのご協力のもと、30年以上にわたり組合員と無農薬のお米づくりを続けてきた田んぼです。
「蛙がかえる田んぼ」を目指して、冬期湛水「ふゆ水田んぼ」に挑戦して4年目。東北大の学生さんたちによる定期的な生きもの調査も行われています。
当日は、網とかごを持って田んぼや水路へ。
「カエルいた!」「ザリガニだ!」「これはメダカ?」「ゲンゴロウかと思ったらガムシ?」と、あちこちで声が上がり、大人も子どもも職員チームも夢中になって生きものを探しました。
幻のゲンゴロウを求めて「これがそうか⁉…え、違うの⁉」と心を揺さぶられる場面もありました。
この田んぼにゲンゴロウやミズカマキリ、タガメが帰ってきてくれたらいいなぁ……と夢がふくらみます。
カエル、オタマジャクシ、ザリガニ、ドジョウ、モツゴ、ヌマチチブ、ガムシ、アメンボ、イトトンボ、ヤゴ、ミジンコ、ヒル、チョウ、テントウムシなどなど沢山の生きものが見つかりました。
中には、観察ケースの中でじっくり見ないとわからない小さな生きものもいて、学生さんたちが知識と観察力を駆使しながら判定してくれました。
生きものの種類が多いほど、多様性の豊かな環境の証。
無農薬の田んぼは、お米を育てる場所であると同時に、たくさんの命が育つ場所でもあるのだと改めて感じました。
途中、真っ赤なショウジョウトンボを見つけた参加者さんも。宮城ではなかなか出会えない色なのかな、温暖化の影響なのかな……と考えさせられる発見でもありました。
お楽しみで、、、近くのトマトハウスにもおじゃましました。
「ほれまる」「エコスイート」「オレンジベリー」など、いろいろな品種のトマトを味比べ。
品種ごとに甘みや酸味、食感が少しずつ違い、それぞれのおいしさを楽しむことができました。農薬や化学肥料を使わずに大切に育てられたトマトは、どれも味わい深く、とてもおいしかったです。
虫やカエルや魚たち、そしてそれを見つけて喜ぶ人間たち。
田んぼの中には、思っていた以上にたくさんの命と発見がありました。
次回はいよいよ9月26日(土)の稲刈りです。
田植えから草取り、生きもの調査を経て育ってきた稲が、どんな実りを迎えるのか楽しみです。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
(担当理事)

