5月に小豆のタネを蒔くことからはじまった、たねまきプロジェクトも今日で最終回。
気持ちの良い快晴の空の下、丹波大納言の収穫を行いました。
例年は茶色くいい具合に枯れたところと、まだ鞘が緑色で熟していいないところと混在するのですが、今年はまんべんなくきれいに茶色く枯れており、粒も丸く大きさも揃ってきれいな小豆が大豊作でした。
きれいに枯れています
いつもは鞘を一つ一つ手でむいて小豆を出す方法で脱穀していましたが、今回は量が多いので茎の根本からハサミで切って集めたものを上から棒で叩いて脱穀しました。
上から踏んで遊びながら脱穀
棒で叩く前に子供たちが小豆の山に乗って大喜び！これも立派な脱穀です！
棒で叩くのはなかなか重労働
その後はひたすら棒でどんどん叩いてはひっくり返し、叩いてはひっくり返し、だいたい鞘からでたら、今度はごみと小豆をより分けます。
空中に小豆を飛ばしてゴミを吹き飛ばす
ざるでふるって鞘や葉など大まかなごみを取り除き、次にドジョウすくいで使うようなざるで小豆を空中に飛ばし、ごみをうちわであおいで飛ばす！なかなかこれが難しい！
大発明!ざるからざるへ移す間にあおいであおいで!
ざるからざるへ落としながらごみを飛ばす名案を思い付いた方もいました
小豆が派手にこぼれて大笑いしたり、芋虫を見つけるのに夢中になったり、大人も子供もたっぷりと収穫の喜びを味わいました。
積み上げた小豆の枝がこんなに山盛りに
次回1月には、来年蒔くための選別作業をしながら、お汁粉を煮てみんなで味わいたいと思います。
(担当理事)
