ネオニコチノイド系農薬(殺虫剤)を使わずに、果樹栽培に挑むあいコープと天童果実同志会との挑戦が今年も始まっています。
2月に発信したオーナーへのお誘いに応えてくれたのはなんと195名の組合員。
ひとり3000円ずつ出し合って、リスクのある栽培に挑む生産者の生活を支え、みんなで農薬削減にチャレンジ。
この取り組みは2013年からスタートしたものの温暖化による虫害に一度は挫折し、それでも続けてみようと再チャレンジして4年目になります。

4年目の園地看板
オーナーの中から天童のりんご園で作業体験をする10組の家族が今年も天童に通っています。
3月29日、今年度の最初の活動「剪定」が行われました。
初めてのりんご園地、初めて近くで見るりんごの木。思ったより大きくて立派で驚いたという声もありました。
まだ葉がないこの枝を剪定していくことからりんご作りは始まります。

生産者さんの説明を聞く
今年の実もまだ姿がないのに「来年の実をつけられるように剪定するんだよ」と生産者さん。

のこぎりはよく切れる!気を付けて
正解のない中で、迷いながらノコギリやハサミを使って枝を落とす作業は1時間ほど続きました。
作業終了後、みんなで記念撮影。収穫までこのメンバーでりんごのお世話をしていきます。

収穫までよろしくお願いします
5月2日は「花摘み」作業。
1カ月ぶりに園地に入ると、白い可愛い花が咲いていました。今回は実になる花を残して周りの花を摘んでいきます。

花盛りは少し過ぎてしまった
しかし、今年は花が早く咲いてしまい、しかも近年非常に産地を悩ませる「遅霜」の影響もあり、セオリー通りの花摘みが通用しません。
普通は残すべき花が霜で傷んでしまっていたら、普通なら摘む予定の花を残し実をつけられるようにします。

さぁ、仕事を始めよう
そんな話を生産者さんに聞きながら、黙々と手を動かし、作業をしました。

ひとつずつ見極めて、手早く花を落とす
この園地の木は決して若くなく、20年ほどの樹齢だそうで、老木に近くなっているようです。
花を咲かせる力も弱ってきているそうで、園地にはオーナーの出資金をもとに購入された新しい苗木も植えられていました。

お父さんと脚立を使って作業
人も、木も、少しずつ世代を交代して、農の営みが続いていく。この自然の中でいつまでも美味しい果物が収穫できますようにと青空の下で祈る時間でした。
次回は、今日の作業で大事に残した花の付け根が膨らみ、きっと小さな実を付け始めます。

摘花前

摘花後
それを見るのを楽しみに、また7月に会いましょうと、生産者の皆さんと手を振り合って園地を後にする組合員。
子どもたちも思い切り走り回り、りんご園を満喫して帰途につきました。
たくさんのオーナーにりんごを届けるためにも、園地で活動するチームは頑張ります。
(担当理事)

