≪ 前へ 次へ ≫   検索

6/19 米沢郷牧場「平飼い卵」見学


今年度から米沢郷牧場で新たな取り組みとして行われる「平飼いこめ卵」。さっそく、理事と職員で見学に行ってきました。

米沢郷牧場・伊藤代表に説明していただく

まずは、飼料工場へ。
全国でも自社で飼料工場を持っている牧場はほとんどないそうです。
日本の養鶏の飼料はトウモロコシが中心で、95%が輸入。食料自給率の低さはよく問題として取り上げられますが、飼料自給率はなんと3%しかありません。米沢郷では、飼料米、米ぬか合わせて50%、それにBM活性水や乳酸菌など、Non-GMOのえさを自社工場で作り、鶏に与えています。米沢郷の生産者が作った飼料米、米から取れる米ぬかを鶏が食べ、フンはまた田畑に堆肥として戻るという循環ができるのは、飼料工場をもっているからこそです。

次に小菅農場へ行き、鶏舎の見学。
鶏さんとご対面しました!とても人懐っこく穏やかな性格の国産鶏「ゴトウモミジ」。
私たちが鶏舎に近づくと寄ってきてくれました。

かわいい鶏さんたち

米沢郷牧場平飼い卵見学
一般的には坪78羽で、平飼いでも坪18~19羽で飼育されているそうですが、米沢郷では坪12羽。ゆったりのんびり動き回れる上に、足元にはもみ殻を敷いて砂浴びが自由にできる環境です。また、驚いたことに、ヒナのうちはゲージで育てられるため足腰が弱く、ここに来た時には鶏は皆、立てなかったそうです。しかし、いろいろな高さの「止まり木」を置き、そこに止まることで足腰が強くなったとのこと。この日も自由に「止まり木」に上っていました。

鶏舎で自由に動き回る鶏さんたち
鶏舎で自由に動き回る鶏さんたち
「止まり木」は全て手作り
「止まり木」は全て手作り
それから、卵の黄身の色比べです。
左…0.01%の黒い色素を混ぜたえさの黒い黄身
中…パプリカ、ファフィア(赤やオレンジの色素)などを0.6%混ぜたえさの黄色の黄身
右…飼料米を中心としたえさのレモンイエローの黄身

餌によってこんなに黄身の色が違う!
餌によってこんなに黄身の色が違う
卵は食べ物(えさ)にとても影響を受けていることがよくわかる実験でした。
ストレスなく健康でしっかり安全安心なえさを食べて育っている鶏の卵を選んで食べたいですね。

米沢郷ではこれまでの鶏肉用の鶏の飼育でアニマルウェルフェアの認証を受けています。
また、餌には米が20%以上配合、国産鶏、という、他にはない価値がある卵だということを実際に見て聞いて感じてきました。
説明をしてくれた米沢郷牧場の伊藤代表は、「鶏がどんなえさを食べているのか、ストレスなく育てることが重要だ」と繰り返しお話されていました。

たまご大好きだよ
たまご大好きだよ
この平飼いこめ卵は、まんま通信8月1回にデビューすることが決まりました!
お楽しみに!

(担当理事)
≪ 前へ 次へ ≫