大震災のお見舞い申し上げます。
宮城県の沿岸部を中心に水産業や農業関係者も甚大な被害を受け、家族を失くされた方もおります。
これからの復興に向けて皆の力を合わせて頑張っていきたいと思います。
この写真は、震災後4月1日のあいちゃん牧場の牛たちです。
春の日差しを浴びてのんびりしている姿をみると、地震・津波・原発と続いている震災は夢のような気がしてきます。
しかし、現実は厳しい状況が続いています。
花兄園の大熊農場(大熊農場は、あいコープの農場ではありません)では、原発事故のために人間は避難していますが、
10万羽以上の鶏を置き去りにせざるを得なかったため、鶏が餓死してしまっているとのこと。
このような地域では、多くの畜産農家が餌を与えるために危険を冒して戻っているそうです。
あいちゃん牧場では、生き物の被害はほとんどありませんでしたが、
地震の影響を受けて一部損壊し、停電で水が出なくなり、飼育に影響がでました。
そんな状況のなかでも、2頭の親豚の出産がありました!
写真のように元気に乳を飲んでいます。
豚の飼料を購入していた、石巻の北日本飼料さんの工場が壊滅状況とのことで、餌をどうしようかと心配していましたが、
全農が秋田工場から回してくれることになりました。
しばらくは、NON-GMOのとうもろこしではなくなりますが緊急事態として御理解下さい。