活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

5/20 粉せっけん「さいかち」製造見学

5/20、理事2名・石けん環境委員4名で、粉せっけん「さいかち」の製造過程を見学に「わはわ広瀬」を訪問しました。

製造過程を、順を追って説明していただきました。
順を追って説明

廃油を何度も濾します。
廃油濾し

あいコープ向けの製品には、品質を一定に保つために「高橋徳治商店」の廃油を100%使用しているとのことでした。(蕎麦屋・天ぷら屋は、その店・時々で油の汚れ具合が異なり、石けんの質も変化するそうです。)

良く見ると、油を濾す作業台に「わはわ広瀬」と可愛いマークが!
ボンドで手作り「わはわ広瀬」のマーク
ボンドで手作りしたそうです(^^)

釜に火を入れて苛性ソーダ水をいれます。
釜に火を入れて苛性ソーダ水を入れる

固まり状の粉石けん。
固まり状の粉石けん
これを、機械を使って粉砕します。

計量し、パッキングして完成です。
計量し、パッキングして完成

このパッケージは、昔の人が洗濯に使った、サイカチの実(マメ科の植物、フジと同じような実をつける)をデザインしたそうです。

さいかち作りは、油や薬品を使い、また高温の作業なので、数多くある作業訓練の中でも厳しいもののひとつだそうです。
また、粉石けんまみれになっての粉砕・袋詰め作業は本当に大変そうでした。

私たち組合員が高橋徳治商店の商品を購入し、そこで使われた油が石けんとなって、また組合員のもとに届くこと。そして、手作業でひとつひとつ作られている過程を見て、大事に石けんを使っていきたいと改めて思いました。

集合写真
集合写真

油汚れにバツグンの効果を発揮する「さいかち」。
感謝の気持ちで、洗濯・掃除に励もうと思います。

(担当理事)