あいコープに加入して以来、わが家では鎌田醤油さんの国産丸大豆醤油を使っています。
美味しいのはもちろんですが、宮城県産の大豆と小麦を使用し、1年半以上熟成させて作っているところがお気に入りポイントです。
他の地区委員さんからも一度は見学に行ったほうがいいよ、と勧められて、わくわくしながら見学に行ってきました。
鎌田醤油さんに行ってまず目に入るのは江戸時代後期に建てられたという200年前の瓦屋根の建物で、この中が作業場として使われていました。
歴史を感じる大きな建物で、中に案内してもらうと、フワッと醤油のようないい香りがしました。
機械化されているところもありましたが、県内産の大豆と小麦にこだわり、契約農家さんに足を運び、昔ながらの製法で醤油を作っているとのことでした。
たくさんの大豆を蒸し、炒った小麦と混ぜ合わせ、麹菌を入れて麹室で寝かせます。その後、水に溶かした塩と麹をよく混ぜ合わせ、もろみを仕込み、発酵・熟成させます。
大量に仕込まれたもろみは、発酵・熟成の間、香りも少しずつ変化するのだそうです。
菌たちが生きていて、元気に活動しているから深い味わいの醤油ができるんだな、と思いました。
今回見学させてもらい、作られている場所や作っている人たちに会い、醤油の背景にあるものを知ることで、あいコープの鎌田さんの醤油をより身近に感じることができたと思います。
ありがとうございました。
(青葉AB地区委員)