活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

10/28 天童トライりんごオーナー活動・着色管理

今年度は天童トライりんごオーナーの中で10家族30名の組合員が生産者の指導の下、ネオニコ不使用のりんごの世話をしています。

今回で作業は5回目となりました。

今日は涼しく雨が心配されましたが、作業の終盤には太陽が顔を出し、暖かな日差しも感じられました。

9月に訪れたときにはりんごは黄色っぽい色でしたが、それから1か月が過ぎ赤いりんごへと変化していました。

りんごの様子

りんごの様子

太陽の光が当たる表面は赤いのですが、裏になっている面はどうでしょう。まだ黄色のようです。今回はりんご全体を赤くするため、着色管理という作業を行いました。

生産者・伊藤信行さんからのお話を聞く

生産者・伊藤信行さんからのお話を聞く

あいコープ職員や共生会の生産者も加わり、天童果実同志会生産者の伊藤信行さんのお話を聴いた後、作業開始しました。

あいコープ職員も加わり作業中

あいコープ職員も加わり作業中

まず、初めに葉詰み作業を行いました。前回「あいシテル」マークの遮光シールを貼ったりんごに太陽の光がよく当たるようりんごを隠している葉っぱを摘む作業です。

あいシテルマークのりんご

あいシテルマークのりんご

次は、りんごを回す作業です。日光が当たって赤くなるようにりんごをひとつひとつ180度回しました。

みんなでりんごを回します

みんなでりんごを回します

「回していてもしも落ちてしまったら?」「そっとポケットにでも入れていいですよ」との伊藤さんの言葉にほっとして作業を進めました。

脚立に上がって頑張って回しています

脚立に上がって頑張って回しています

中には鳥に食べられたりんごもありましたが、生産者からはそのままにとのこと、鳥は同じものを食べに来るそうです。

作業を始める前は赤いりんごが成っている木に見えましたが、終了後は黄色のりんごの木にと変身?していました。その面が赤くなるのには10日ぐらいかかるとのこと。

りんごを回した後の様子

りんごを回した後の様子

太陽の光の恵みを受けて全体が赤いりんごになるために、回す時期の見極め、そして地道で丁寧な作業が必要なのだと改めて知ることができました。

作業の後は同じ敷地内のトライりんごの木の着色管理も行いました。
今度訪れるのは11月下旬、いよいよ収穫の時を迎えます。

(担当理事)