今年度しおさい地区では天童果実同志会(以下、同志会)さんと産地交流をしました。

天童同志会の紹介をする伊藤洋平さん
あいコープ「食と農委員会」が募集した、おいしいりんごを減農薬で育ててみたいりんごオーナーさんのサポートということで、あいコープ日の出センターから約1時間半のドライブ。
峠の山々の四季を感じながら途中休憩する楽しみも見つけつつ、毎回楽しんで通いました。

直接お話を聞けて嬉しい
今回は同志会から3人の生産者さんをお招きし、おいしいりんごを食べ尽くすというランチ会!とってもワクワク!!

お料理しながら楽しく交流
生産者さんからは、今から40年前せっけん運動に取り組んでいたご縁であいコープとの繋がりが生まれ、当時はりんごをトラックに積んで売りに来ていたお話を聞きました。
また、地区で準備したフリップを使いながら、さくらんぼやりんごを始めたくさんの果物を手間をかけて育てているお話がありました。
次に、りんご年表をみながら「トライりんご」の学習をしました。りんごは薬でとると言われるほど減農薬で育てるのが難しいそうです。
2019年あいコープの農産区分が刷新され、「やっぺしりんご」から「トライりんご」になりました。環境や人体に悪影響を及ぼすというネオニコチノイド系農薬不使用りんごであるが故に、日々害虫との闘いをしていて、木を守るために農薬散布を決断した時のお話も聞きました。
同志会のみなさんには、組合員や職員と丁寧なやり取りをしていただいたこと、悩んだけれど仕方ない判断だったと理解できました。
今年度は霜被害、高温と天候にも苦しめられたそうです。そういった中でも、生産者さんの安全安心なリンゴを作るという挑戦や温かい気持ちも感じる事が出来ました。
最後に、今年度作業に赴いた委員さんの活動報告も聞き、無事りんごが収穫できて良かったと思いました。

生産者さんと一緒に料理する組合員

お手伝いをする伊藤信行さん
お話を聞いたあとは、NPOとうほく食育実践協会食育コンダクターの方々と一緒にりんご料理を作りました。

手さばき良くニンニクすりすり原田洸一郎さん
生産者さんにもたくさんお手伝いしていただき出来上がったリンゴ料理は5品!普段はそのまま食べるりんごがサラダやスープに変身。

みんなの力作

ステキなりんご尽くしメニュー
「こんな食べ方があるんだ」「美味しい」と参加者一同で大盛り上がり、お腹いっぱいで笑顔あふれるランチ会になりました。

天童果実同志会のみなさんを囲んで
今回生産者さんから直接お話を伺うことで、皮ごと安心して食べられるりんごを届けてくださることへ感謝の気持ちが改めて湧きました。これからも組合員みんなで買い支えたいなと思いました。
(地区委員)