昨年11月に脱原発エネルギーシフト委員会(以下、脱原委員会)から鍋布団作りを教わったしおさい地区委員メンバー。
ひな祭り時季、鍋布団を使ったお祝い御膳の一品として、茶碗蒸しといちごの蒸しパンを作りました。
脱原委員会のS理事からは、難しいイメージのある茶碗蒸しも鍋布団を使うととても簡単に上手にできることを教わりました。
コトコトと数分湯煎した後、鍋布団に包んでゆっくり温めることで「す」も入らず、つるんときれいに仕上がるというので楽しみです。茶碗蒸しの具はあいコープまんま通信でおなじみ、芳賀さんの椎茸や高橋徳治商店のおとうふあげをチョイスしました。
また、蒸しパンは大郷みどり会の米粉でトライしました。
米粉の原料は大郷みどり会の契約米(減農薬/減化学肥料)で、すぐ近くのパン工房わはわ味明で製粉されたもの。安全安心な上にふるわず使えておススメです。
今回の蒸しパン生地にはわはわのいちごジャムを混ぜ込み、そのジャムに使われている佐々木さんの完熟いちごをトッピングしました。数分蒸して包むこと10分、鍋布団から出すと甘酸っぱい香りが広がりました。
鍋布団に包んでいる間、あいコープのしくみや組合員活動についてお話させていただき、その後はお待ちかねのランチ会です。
鍋布団から出した茶碗蒸し、蒸しパンもホカホカでいい感じ。
別の鍋布団から登場した土鍋では、地区委員が何度も試作した小豆おこわも完成!
テーブルには、えびしんじょのお吸い物、さつま芋とりんごの葛煮、かぶの塩麹和えなどが次々と並び、楽しくお話しながら豪華なひな祭り御膳をいただきました。
鍋布団を普段の生活に取り入れることは省エネに繋がります。参加者からは「鍋布団は生活を見直すきっかけになった」とも感想があり、今回の交流会は食を楽しむだけではなく学びあるものだったと嬉しく感じました。今年度、私達の委員会活動で力を入れた鍋布団。
地区委員にはご自身のものを持ち寄っていただき、彩り豊かなコレクションも楽しめました。鍋布団、これからも大いに活用したいと思います。
(担当理事)