各地に被害をもたらした9月の大雨は大郷交流田にも水を溜め、稲をだいぶ倒したようでした。
9月28日土曜日、涼やかな気温の中、参加家族2組と生産者さん、東北大大学生、職員、理事で稲刈りを行いました!
生産者の西塚さんが水を流してくれていたものの水をたっぷり含んだ田んぼは重い泥となり、歩くのも大変な状況でした。
さらに稲を起こしながら刈る作業はなかなかはかどらないもの。
「今日は大人が多くてよかった…」と思いました。
刈る人・運ぶ人・縛る人と分担して進め、だんだんとチームワーク良く稲刈りが進んで行きました。
はだしでバリバリと仕事を進める男性職員さん、カッコ良い!
子どもたちもどろんどろんになりながらお手伝いしてくれました!(結局は母たちも大人たちもどろんどろんでしたが)
稲刈りの田んぼにも蜘蛛がたくさん、かえるがたくさん、私の前をへびもニョロニョロ逃げて行きました。こんなにたくさんの生き物を見つけることができたのは冬水たんぼのおかげでしょうか?
収量は今年も例年並みになるだろうと西塚さんはおっしゃっていました。
しかし、泥の上では落穂を拾うのも難しく、また倒伏してしまった稲穂からは芽と根がもう出てしまい収穫できず、もったいない気分になるのでした。
その分、今年の新米になって食べられるありがたさを噛み締めるでしょう。
冬水田んぼを継続していくことでどんな変化が見られるのかを楽しみに来年も参加したいと思える稲刈りでした。
(担当理事)