11月30日の「東京原発」上映会の後、石巻工業港を通りかかると寒さでもう枯れかかった雑草の中に気になる株が…
「こんな時期に青々と?」車がいないことを確認してバックで戻る!
見れば見るほど「…怪しい…」
葉っぱをちぎって帰り、自宅で簡易検査。
結果は…
紫の試験紙に二本線の「バスター耐性ナタネに陽性反応」
…やっぱりな( ̄◇ ̄;)
ちなみに青い試験紙に二本線が出たら、そのナタネは「ラウンドアップ耐性ナタネ」です。
バスター耐性もラウンドアップ耐性も、どちらも「除草剤をかけても枯れないように遺伝子を組み換えられたナタネ」です。
日本では栽培が認められていませんが油を搾る目的や家畜の飼料用に輸入されており、そのGMナタネが輸送の途中でトラックからこぼれ落ちて日本各地で自生しています。
アブラナ科の植物はナタネを始め様々な青菜類、キャベツやブロッコリーなどたくさんあり、それ同士交雑しやすい性質があります。
つまり、遺伝子組み換えナタネが輸送の途中でこぼれ落ち、日本在来のナタネや様々な野菜と交雑してしまうことで遺伝子組み換えの汚染が拡がってしまうのです。
そうならないように日本各地で調査・抜き取りをしている仲間たちがいます!毎年春、北は北海道から南は九州まで。
日本のはては地球の環境を守っている、いわば「地球防衛隊」何を隠そう、あいコーフ゜みやぎもその一員!…活動は地味ですが…(^^;)
遺伝子をいじられたせいで何かがおかしくなっているのか、季節外れに咲く「GMナタネ」よく見るとあなたの近くで咲いているかも?
(担当理事)