活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

5/16 2025委員オリエンテーション

毎年委員と委員に興味のある方対象に行っている委員オリエンテーション。
今年は「ずっと食べ続けたい 私達の産直豚肉」と題し、あいコープみやぎの産直豚肉について学習しました。

講師はあいコープみやぎ常務の吉武悠里さん、社会福祉法人みんなの輪わ・は・わ田尻ひなた農場農場長大内芳裕さん。

吉武常務のお話は、みんなの輪があいコープから生まれたものであること、共に歩んできた歴史から始まりました。

吉武常務のお話し

吉武常務のお話し

パンや焼き菓子などのあいコープになくてはならない商品の製造の他、野菜の小分け作業、あいコープ事務所の清掃などのお仕事も請け負ってくださっているみんなの輪さんですが、なんと豚の飼育や食肉の加工もしてくださっているのです!

みんなの輪大内さんからは、豚の育て方や障害を持つ利用者さんががんばって豚を育てている様子、飼料高騰や畜舎老朽化で苦労していることなどお話しいただきました。

大内さんのお話し

大内さんのお話し

中でも「自分が豚だったらどうしてもらったら嬉しいか、どう感じるか」を考えて育てているとの言葉には感動しました。
畜産と福祉が結びついた全国でも珍しい、自慢の産直豚肉だということがよく分かりました。

ミートセンター(食肉加工場)を自分達でやる事は、「できるわけがない」とあちこちから反対される「無謀な」挑戦であったにも関わらず、組合員の買い支えもあり何とか軌道にのり4年目を迎えています。

家畜飼料はほとんどが輸入という日本の現状の中、なんと国産自給飼料に乗り出すことになったとの嬉しい報告も。

お話の後はお楽しみの試食。

お肉盛りだくさんの試食

お肉盛りだくさんの試食

「産直豚バラ肉で作った味わい角煮」の炊き込みご飯と、豚肩ロース、開発中のプライベートブランド、生ソーセージを味わいました。

試食をいただきながら産直肉について語り合い

試食をいただきながら産直肉について語り合い

みなさんあいコープの産直豚肉のすごさを頭での舌でも感じて頂けたようです。

(担当理事)