大郷の「ふゆみず田んぼ」3年目のスタートは、5/24の田植えから。

大郷田んぼ開会式
少し肌寒いくらいの気温の中、組合員とご家族25名、大郷みどり会5名、東北大学生4名、東北大学大学院の徳川教授とあいコープ理事4名の参加で賑やかな田植えとなりました。

西塚忠樹さんの植え方レクチャー
まずは大郷みどり会の西塚忠樹さんから植え方の説明です。
一カ所に植える苗の量や、田んぼに引かれた線の交差したところに植える、泥が自然に戻らないときは手で泥を寄せて根っこ覆ってあげて、など初めての人にもわかりやすく丁寧に説明してくれました。

この線に沿って植えていくよ
「今日植えるのは、『ひとめぼれ』有機の苗です。この田んぼ1枚で30㎏のお米5袋分採れます。逆に、家族が一年間食べるためにはこのくらいの広さの田んぼが必要ということになります。」
普段なかなか意識することもない、自分たちが食べるお米の量に必要な広さ、実際に目にすると印象に残りますね。
さあ、いよいよ田植え開始!小さいお子さんたちも泥にひるむことなく田んぼに足を入れます。

こどもたちもがんばる!
お父さんの背中に背負われた赤ちゃんから、人生の大先輩まで、幅広い年代が心を一つに苗を植えていきます。小さい背中が一生懸命植える姿にみんなホッコリ。

頼もしい子どもたち
大人も貴重な泥との触れ合いを堪能し、子どもたちの様子を見守りつつどんどん植えます。
手元の苗が無くなると「はい、いくよー!」と宙を舞い届けられる苗。

苗がいくよー!
悲鳴と笑い声で、キャッチできたかどうかは見ていなくてもわかる。
今日ばかりは汚れることが大前提、大人も子どもも土に触れ、はしゃぐ姿は、のどかな田んぼの素敵な風景でした。
時折、生き物の姿に盛り上がっているのは、お子さんだけでなく学生さん達も。
東北大の学生さんたちは「ふゆみず田んぼ」の生き物調査に協力してくれています。

ミミズ!発見
「この田んぼの土はまるいです」という声に目を向けると、なんと泥をなめて分析している学生さんが!…すごい…将来が楽しみですねぇ(笑)

終わりが見えてきたかな
「この人数なら1時間くらいで終わるんじゃない?」の予想通り、あっというまに田植え完了!

凱旋する勇者たちの後ろ姿
経験あるお子さんたちが、会うたびに成長し年々上達している姿はとても頼もしいです。
心配された雨がその日の午後まで待ってくれたのは、交流田の守り神のご加護でしょうか。交流田の守り神様、収穫までどうぞ見守ってくださいね。

集合して記念写真
次は6月の草とりと、7月の生き物しらべです。皆さま、またよろしくお願いいたしまーす。
(担当理事)