活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

やっぺしりんご園地にいってきました!

9月5日(木)、天童のりんご生産者片桐完一さんのりんご園地に組合員のみなさんといってきました!

あいコープの組合員にお届けするりんごの中でも「特別」なりんごの生育を見るために(^0^)

そう!2013年から春から始まった
「ネオニコチノイド系農薬不使用」
「防除成分数削減」
を実践する、その名も【やっぺしりんご】!

初年度ということもあり、今年はまずまず順調に育っていました。
10月に収穫をむかえる早生ふじ(昴林)は赤く色づいています。

おや?

近寄ってよく見ると、実も葉も白くなっています。
やっぺしりんご園地の白いりんご
「これはカルシウム成分の殺菌剤だよ」
昔からある天然由来の農薬ですが、見た目が白くなり商品価値が下がるため農家も使いたがらない薬だそう。
白いりんごが届いたら、それはやっぺしりんご園地産ですね(^_^)
※お届けはオーナー登録した組合員のみです。

天童の別のりんご園地では、品種つがるが収穫期を迎えていました。
収穫期を迎えたつがりの園地

「今年はモモシンクイガに食われるりんごが多いんだよ」
りんごの表面に何かが侵入した形跡のあるりんごを渡してもらいました。
切って中を見て見ると、1センチほどの白い幼虫が芯の部分に向かって食べてりんごを食べていました。
モモシンクイガに先に食べられたりんご

「このりんご、虫に食われているけど表面のツヤや色づきをみれば、特においしいりんごだから食べてみな」
食害のない部分をたべてみたら、ほんとに美味しい!
味はとびきりおいしい1玉なのに、先に虫が食われたために私たちには届かないなんて…。
ちょっと悔しいですよね。

とびきりおいしいりんごの見分け方も教わって、りんご園地にいって新しい発見をたくさんした1日でした。
みんな集合!やっぺしりんご園地にて