今年度石巻地区がPB(プライベートブランド)学習のテーマに選んだ「あいコープのお豆腐」。
「もっと組合員にお豆腐を食べてほしい!」と豆腐愛に燃える委員さんの「お豆腐の食べ方100通り紹介したい」との思いから、一年間定例会での豆腐メニューの開発・試食と、豆腐についての学びを重ねてきました。
組合員交流会をその学習発表の場と決めて、企画名に悩んでいたところ、別の地区委員から「豆腐百珍は?」との提案。
調べてみたら江戸時代に豆腐の食べ方を100通り紹介した書物があったなんて!その書物の名前をちょっとパクらせていただいて(笑)企画タイトルを「菅野食品さんと『おとうふ百珍』」としました。
当日は、食育インストラクターの資格をお持ちで、お豆腐レシピ開発を担当されている菅野食品の村尾販売部長をお招きし、菅野食品の歴史やお豆腐の話だけでなく、知識と経験をもとにした「食育の授業」までご教授いただきました。
ホワイトボードを駆使したお話しぶり、さらに食育でよく耳にする「まごはやさしい」を使った献立を考える時間を設けられ「さあ、何番の人に聞いてみようかなー」という、数十年ぶりとなる「当てられるドキドキ感」に「村尾先生!」と呼びたくなるような学生気分を味わいました。
その後はお待ちかねの試食タイム♪地区委員会で選び抜き、食育コンダクターのお二人に作っていただいた「豆腐メニュー」の数々です。
お肉の代わりに豆腐とウインナーを入れた「カレースープ」の香りに食欲を刺激され、豆腐入り炊飯器ホットケーキや、白玉粉と豆腐を混ぜた「豆腐だんご」、豆腐クリームなどに舌鼓。美味しいだけでなくヘルシーで、時には食物アレルギーや動物性たん白の代用品となる豆腐の無限の可能性を感じられる試食となりました。
このような企画は委員さんたちが大活躍!
豆腐愛にあふれどんどん提案してくれる委員さん、2月に地区委員になり立てにもかかわらず「学習発表」の大役をふられた委員さん、一年間積み上げてきたレシピの数々を「石巻地区オリジナルのおとうふ百珍」に完成させて説明してくれた委員さん、陰ひなたになり動いてくれる委員さん、お仕事で活動に出てこられなくても協力してくれる委員さん…
地区委員みんなの協力で、参加の方々に企画を楽しんでもらうことができました。
そんな素晴らしい仲間たちの集う委員会活動は、楽しくて学べて助け合える素敵なもう一つの居場所です。仲間入りしたい方、いつでもお待ちしていますよー。
(担当理事)