活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

7/4 田んぼにいこう!生きものしらべ

毎年人気の田んぼのいきものしらべ。
今年も47名もの参加がありました(^o^)!

田んぼへ着くと、大人も子供も、捕獲用の網やかご、バケツを持って田んぼの周りに散らばりました。

「ザリガニいるかな?」
ザリガニいるかな?

当日は薄曇りの天気。
こんな日は虫たちも雨が降るのを察知して活動を控えているそう。
それでも、数日前からトンボの羽化が始まり、数匹捕まえることができました。
トンボ

陸上では蝶やバッタ、水中では蛙・コオイムシ・ゲンゴロウ・ザリガニなども見つけました。

ちょう
ちょう

ザリガニ
ザリガニ

見つけた生き物は、調査リストにまとめます。
調査リスト

「お母さん、見て見て~」
お母さん、見て見て~

交流田での生きものしらべは7年目。
殺虫剤の使用を控えるにつれ、生きものの種類、数が増えているのがわかるそうです。

大郷みどり会・郷右近さんのお話を聞きました。
大郷みどり会・郷右近さん

「生きものがたくさんいるということは、彼らが生きられるだけのエサ・環境があること。
堆肥など有機質を中心とした土づくりから始まり、目に見えない小さな生物から、昆虫、鳥など様々な生きものが増えていきます。
その中には害虫もいますが、化学農薬で退治するのではなく、害虫を食べる益虫が増えることで、被害を抑えることができると実感しました。
たとえば、お米の斑点米の原因となる害虫はカメムシ。害虫を捕まえてくれる益虫はクモ。
ネオニコチノイド系農薬を使わない、と言うのは簡単だけれども、実践して、お米を組合員さんのところへ届けなければいけません。
みなさんもあいコープのお米を食べるときに、どんな田んぼで育ったか、思い出しながら食べてみてくださいね。」

郷右近さんのお話を聞いて、田んぼに生きものがたくさんいることの大切さをみんなで学びました。

最後は、大郷みどり会さんからおにぎりとゆで卵をいただきました!
ありがとうございます(^o^)
おにぎりとゆで卵をいただきました

次回はいよいよ交流田の稲刈り!
参加、お待ちしております♪

(商品部・千葉)