活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

8/22 魚食プロジェクト「無茶々園&祇園丸の漁師さんと小さな海の仲間たち『チリモン』を探せ!」

ほどよい塩加減と歯ごたえで大人気、無茶々園のちりめん。
総勢8組21名の親子で仙台からはるか南西へ約1000キロ、愛媛県の生産者さんとオンラインで交流しました。

生産者さんのお話

生産者さんのお話

無茶々園の西田さんのお話によると、社名は「無茶苦茶」という言葉が由来だそうで、無茶と思われることにも挑戦しようという想いがあるそう。
ポルトガル語で蝶々を意味し、まさに無茶々園では無農薬で育つみかん畑に蝶々が飛び交う光景も見られるそうです。
ご先祖様に守られているという魚付保安林の周辺には豊かな漁場があって、山と海、そして人の繋がりを大切にしていることをお話されました。

ちりめんじゃこ生産者、網元 祇園丸は、安全でおいしいものを届けたいという思いから創業時より無添加にこだわっています。
複数の船で網を引き収獲されたシラスは海水で茹であげ、太陽と潮風の力で天日干し。栄養とおいしさがぎゅっと詰まったちりめんに仕上がります。

また、ちりめんとは3センチ以下のイワシの稚魚のこと。
今日は通常のラインナップとは違い、選別作業をしていないものを事前にお届けし、生産者さんと一緒にちりめんに交じっている様々なモンスター「ちりめんモンスター=チリモン」を探す親子企画でした。(ちなみにチリモンの呼び名は大阪岸和田友の会による命名だそうです)

画面越しに見える子ども達は待ちきれない様子。西田さんの「始めましょう!」の合図前からゴソゴソそして思わずパクパク・・!?
見つけたチリモンがお互い画面で良く見えるようにと、水色の紙の上に乗せたり手元カメラで写して工夫しました。

これ何ですか?と質問するお子さん

これ何ですか?と質問するお子さん

「これ何ですかー?」「これはねー・・多分、イカかな?」。タイやチョウチョウウオ、珍しいタツノオトシゴなども見つかり、子ども達と祇園丸、佐藤さんとの楽しいやり取りが続きました。

チリモンたくさん見つけたよ

チリモンたくさん見つけたよ

この日のために虫めがねを準備してくれた親子もいて、楽しみにしてくれていた気持ちが伝わってきました。チリモン探しに夢中になるお母さんと子どもの姿が大変ほほえましかったです。

虫めがねだと良く見えるね

虫めがねだと良く見えるね

生産者の西田さん、佐藤さんとは昨年のWa!わぁ祭り水産企画や取材で何度かお会いしていましたが、多くの組合員さんとぜひ交流したい!ということで叶った企画でした。
コロナが落ち着いたら仙台に遊びに行きます!とのこと。楽しみですね。♪
夏休み最後の心に残る思い出になりました。

(担当理事)