6/5、山形県飯豊町のながめやま牧場にて、今年も牧場開き祭りがありました☆
酪農家さん手作りのこのお祭りは、動物たちとのふれあいや餅つきなどを通して、地域の方々同士が親睦を深めるためのお祭りのようです。
ながめやま牧場で牧場開き
来場者の多くが小さい子どもをつれた家族連れで、コガモや子牛の前でおおはしゃぎしていました♪
ふれあいコーナー
去年と様子がちがうながめやま牧場。山林だった箇所の木を伐採し、なだらかな丘陵地に整地して、牧草地を拡大していました。
一面の牧草地は、吹き上げてくる風で、波が立っているようでした。
整地して牧草地を拡大
遠山場長に、最近の様子についてうかがいました。
(遠山場長)
「今年は春が暖かでしたので、牛の生育も乳量も順調です。ただ、夏の暑さを少し心配しています。
牧草地は、去年大規模に拡張しました。新しい牛舎も今年11月の供用開始にむけて新築中です!
おかげさまで放牧酪農の反響は大きく、引き合いは結構あって、視察もいくつか受け入れています。皆さん、『おいしいね』と言ってくださって、励みになっています。」
現在の牛舎の隣に新しい牛舎を建てる予定
(遠山場長)
「そんなことで、牛舎の新築と牧草地の拡大で将来的には400頭を飼育する予定でいます。(現在は約300頭を飼育)
とはいえ、現状では放牧酪農原乳全てが『放牧酪農牛乳』や『放牧酪農ヨーグルト』としてしっかり分別されて、消費されているわけではないので(余剰の放牧酪農原乳は、他の酪農家から集荷した原乳とミックスして『山形県産牛乳』として出荷されている)・・・
そこは私たちも、できるだけ『放牧酪農原乳』として、使ってもらえると嬉しいんですけれどね。
生クリーム、チーズ…??そりゃ、旨いでしょうねー!!(笑)」
ながめやまのスタッフの皆さんも、お元気そうで、何よりでした。
青草を食べて、のびのび暮らす牛から絞った「放牧パスちゃん牛乳」。
今日のおやつにもいただきたいと思います。
ながめやま牧場の皆さん、ありがとうございました。
広大な牧草地で放牧される牛たち
(担当理事)