活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

12/20 村井嘉浩宮城県知事との懇談会

12月20日、宮城県生活協同組合連合会主催の宮城県知事懇談会が開催され、あいコープみやぎも参加しました。

村井知事からご挨拶を頂いたあと、各会員生協の活動紹介を行い、あいコープからは放射能自主測定とエネルギーシフトの取り組みを高橋理事長が報告しました。

村井嘉浩宮城県知事との懇談会

報告内容は、
1.震災直後から取扱い商品の放射能測定を続けており、5年間に蓄積したデータからセシウム検出可能性のある品目を特定することができ、今後はより具体的に重点品目の測定を行っていくこと。
2.脱原発・エネルギーシフト委員会が中心になり、省エネ調理や自然エネルギーへのシフトを提案しており、様々な活動をする中、冬季電気使用量が増える東北だからこそ冬の間の節電を呼びかける『あいコープ冬の節電アクション』という、昨年との電気使用量を比較し、減った組合員には抽選でギフトがあたるキャンペーンが好評であること
などです。

村井嘉浩宮城県知事との懇談会

その後の懇談時にあいコープからは、現在県民の大きな関心事である放射能汚染廃棄物の一斉償却について不安に感じている県民が多いこと、とりわけ食や環境の安全を大切にしている組合員が多いあいコープではその割合が多く、地元の産物を大事にしたい私たちにとって、不安がゆえに県外の食材を選ぶ人が増えてしまっては食材王国みやぎとしてとても悲しいと思っていること、だから焼却を急がないでほしいということを伝えました。

知事からは、「不安な声はたくさん届いており、焼却を無理に推し進めることはなく、仮に焼却したとしても測定を行い、すべてのデータを公表するつもりです」という回答を頂きました。

県内の生協が一同に会し、知事と直接お話ができる場はとても大切です。
今後も生協活動の重要な機会として参加を続けていきたいと思いました。

(担当理事)