活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

10/24 「布おむつカバーを手作りしよう」

10月の布おむつの会オープン定例会は、布おむつの交換の際やトイレトレーニングにも便利な、ウール地の「布おむつカバー」を作りました。

おむつカバーちくちく
おむつカバーちくちく

市販の布おむつカバーは、高価だったり、動き始めたお子さんだと仰向けに寝かせて交換させるのが大変…などの困り事があり、布おむつの使用を断念してしまう要因にもなっているようです。
今回作成するおむつカバーは、おしっこなら履いたままでも脇からおむつだけを引き抜くことができ、立ったまま着脱できるすぐれもの。おむつを卒業してもパンツとして使えます。
今回はウール生地で作るので、冬温かく夏も涼しく、通年使えます。

まずはパンツ型・ふんどし型(股にあたる部分の縫い合わせが片方のみで、お相撲さんのまわしのように腰のゴム部分に挟めるタイプ)のどちらかを選んでもらい、予めサイズに合わせて裁断してある生地をお渡ししました。

こちらがふんどし型おむつカバー
ふんどし型おむつカバー

手順説明のあとは早速ちくちくを開始。作り方も簡単で、腰のゴム通し部分を作り、それに股部分を縫い合わせて最後にゴムを通すだけ。

手を動かしながら、布おむつについての情報交換や、子育てについてなど、お話しも弾みました。
また、石けん製品を展示し、「布おむつを洗うなら石けん」をお伝えしたり、布おむつの会の活動紹介も行ないました。

おしゃべりしながらちくちく
おしゃべりしながらちくちく

お茶やお菓子もつまみながら、1時間ちょっとで出来上がった方もいらっしゃり、「早速子どもに履かせてみます。」とうれしい感想を頂きました。

今回は0歳児のお子さんを連れて参加の方がたくさんいらっしゃったので、部屋の一部にマットを敷いて臨時の託児スペースを設置。

0歳児託児スペース
0歳児託児スペース

仲良くねんね
仲良くねんね

お母さんがちくちくに専念できるよう、会メンバーが交代でお子さんの見守りを行ないました。
赤ちゃんの元気な声が響く室内はとても温かい雰囲気に包まれていました。

お子さんの身につける品を手作りする機会は近年減っているように感じますが、お子さんと過ごす貴重な時間が有意義になるような企画を、これからも開催していきます。

(担当理事)