活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

11/8 布おむつの会11月定例会「いわぬまひつじ村」訪問

11月の「布おむつの会」定例会は、親子で楽しめて動物ともふれあえるスポットとして、岩沼市の「いわぬまひつじ村」を訪れました。代表の笠田一成さんに案内して頂きながらお話しを伺いました。

黒いお顔のひつじ達が迎えてくれました。1日4tの草を食べるそうです。


白菜を食べるひつじさん
白菜を食べるひつじさん

沿岸部に位置するこちらの場所にはかつて300人程の集落がありましたが、東日本大震災の大津波で集落は壊滅し、人が住まない土地となり、荒れ果てた場所となってしまったそうです。
被災地・被災者支援として入っていたボランティアさんなどの呼びかけで、荒れ果てた土地に除草目的で2頭の羊が放牧されたことがきっかけとなり、この土地にまた人々が集う新たな場所となることを願って地元の方も協力し整備を開始。現在は羊も30頭以上に増え、ドックランや農園なども整備されました。

広大な敷地
広大な敷地

「自然と人が豊かに共生できる仕組み作りを目指します。」
自然と人が豊かに共生できる仕組み作りを目指します

笠田さんは「この場所はまだまだ発展途上。たくさんの方に訪れてもらい、以前多くの人々の営みがあったことを感じてもらいながら新たな交流の場になっていければ」とおっしゃっていました。
震災から7年を過ぎましたが、地域の本当の意味での復興はこれからなんだな、と強くかんじました。

敷地内にはモンゴルのお家「ゲル」が建っています。

冬仕様の「ゲル」。壁一面に羊毛をまとっているそう。ぜいたく!
冬仕様の「ゲル」

ゲル内部。柱には飾りが彫ってありおしゃれ。天窓がついていて自然光が入ります。
ゲル内部

「ゲル」は、休憩やお子さんのお着替えスペースにも使えます。
放牧されている羊達を間近で見られ、子ども達もおおはしゃぎ。
毎月第3日曜日には市(いち)を開催し、お店が立ち並んでワークショップなども行なっているそうです。
春には羊の出産ラッシュとのことなので、赤ちゃんを見にまた訪れてみたいと思います。

お弁当を持って出かけよう♪
お弁当を持って出かけよう

(担当理事)