活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

1/25 宮城県産大豆で自家製味噌作り!

1月の太白地区委員会は、委員以外も参加していただける「オープン」形式にして参加者を募り、宮城県産大豆での味噌作りに挑戦しました!
あいコープの大切なプライベートブランドの”仙台みそ”と”米こうじみそ”を作って下さっている鎌田醤油の鎌田専務と鎌田万里さんを講師にお迎えして、ワイワイ賑やかな会となりました。

始めに、鎌田専務より、味噌の原料についてのお話がありました。

鎌田専務より、味噌の原料についてのお話
鎌田専務より、味噌の原料についてのお話

発酵に欠かせない、畑や土、空気中にいる微生物の話や、味噌に使われているのはミヤギシロメという大豆ですが、シロメと言うのは白い芽という意味で、クロメ(黒芽)もあり、味噌になっても芽は分解されずに残る為、見た目のきれいなシロメ(白芽)を使っているという、豆知識(豆だけに…)も教わりました。
因みに、仙台みそと米こうじみその塩分の違いは無く、違う点は、米こうじみその麹が少し多い事だそうです。

次はいよいよ、味噌作り!
本来なら、大豆を洗い、一晩浸水させてから煮る作業もあるのですが、今回は、鎌田専務が、煮たてのまだ熱い大豆を持って来て下さったので、みんなで大豆を潰す作業から始めました。煮上がって、なるべく熱いうちが潰しやすいとの事。

大豆を潰す
大豆を潰す

これが、なかなか根気のいる作業でしたが、みんなでワイワイ、あっと言う間に潰し終えました。

潰し終えました
潰し終えました

今度は麹と塩を合わせたものを、手で混ぜ込んでいきます。
この時、柔らかさの調整に、煮汁を使うと良いそうで、ハンバーグを捏ねる感じが目安。種味噌として、完成した熟成味噌を5~10%入れると、より一層発酵が進むそうです。

麹と塩を合わせ
麹と塩を合わせ

大豆に混ぜ込む
大豆に混ぜ込む

それを、味噌玉にして、空気が入らないよう容器に詰め、重石をします。

味噌玉
味噌玉

はい、これで味噌の仕込みはおしまい!

みんなでやると、早くて楽しい♪後は、各々、可愛いお味噌を、おウチに連れ帰って育てます(熟成)。3ヶ月後に天地返しをして、約6ヶ月頃から食べ頃になるそうなので、今から本当に楽しみです♪

味噌作りの後は、食育コンダクターの方が調理して下さった、味噌尽くしのランチです☆
メニューは、ふろふき大根、味噌こんにゃく、豚のみそ漬け焼き、ベビーリーフサラダ、大郷のつや姫、そしてメインのみそ汁バイキング。デザートには味噌シフォンケーキもありました。

味噌尽くしのランチ
味噌尽くしのランチ

味噌汁バイキングは、各々、好きな具材と味噌を入れ、お湯を注いで作りましたが、トマトやチーズ、ポテトチップス等、普段あまり味噌汁に入れない具材が…。それが、意外と合う??
ぜひ皆さんも、お試し下さい!旨味とコクが出て、寒い今の時期にピッタリなお味です。

味噌汁バイキング
味噌汁バイキング

雪の降る寒ーい日でしたが、みんなで味噌作りに身体を使い、味噌料理を食べて身体も心も温かくなった会となりました。
味噌には、ビタミンやミネラル、タンパク質など多くの栄養が含まれ、様々な病気の予防や放射性物質の除去など、たくさんの効用があります。寒いこの季節、サプリメントよりも味噌汁!鎌田さんの味噌で、温まりましょう☆

みなさん、ありがとうございました。

仕込んだ味噌を持って、はい、チーズ!
仕込んだ味噌を持って、はい、チーズ!

(担当理事)