パン・お菓子教室を主宰されていて、太白地区委員でもある田端さんを講師に迎え、大郷の米粉を使ったパン講座を開催しました。
6月の初めに、地区委員会で大郷の米粉を生産している「わはわ味明」の製粉工場を見学し、原料や米粉の製粉過程などを事前学習してから講座に臨みました。
見学の時に、講師の田端さんは「大郷の米粉は胚芽が残った状態で製粉されているのが他の米粉にはない特徴。栄養価も高いのではないか。」とおっしゃっていました。
講座では、その米粉を使った簡単に作れる米粉パンを教えていただきました。
粉類と水分を入れて各グループで生地をこねます。
こねる
こねる
こね終わったパン生地を発酵させている間に、パンに合うジャムを作りました。
田端さんは、ハワイに住んでいた事があり、現地の人が作るパイナップルのジャムを教えていただきました。
材料はパイナップル、バナナ、黒コショウという意外な組み合わせでしたが、バナナの香りがパイナップルの風味を引き立てていて、黒コショウがピリッと全体を引き締めている絶品ジャムでした。
パイナップルのジャムは、バナナと胡椒も入れて煮込みます
その他にも、フルーツの入ったナチョスサラダ、ジャムを作った時に残るパイナップルの芯で作ったサワ―ドリンクと、南国テイストあふれるメニューが満載でした♪
フルーツの入ったナチョスサラダを作る
発酵した生地を丸めて焼きます。
米粉のパン生地を丸める
「今回のパンは短時間で出来るので、ラーメンで言えばインスタントラーメンの様なものです」と言うお話がありましたが、インスタント感はまったくなく、短時間で米粉の風味が生きたふわふわのパンが焼き上がりました。
いただきまーす
おいしいねー
お子さんたちにも大好評!
「米粉パンが思ったよりも簡単に作れたので、家でも作ってみたい」
「焼き立てのパン、サラダとジャムも簡単で美味しく大満足です!」
参加した方から、嬉しい感想が挙がりました。
私たち組合員が“大郷の米粉”を使い消費が拡大していくことで、今や日本の半分以上の田んぼが休耕田と言われる農村地帯に、本来の美しい田園風景を取り戻す「田んぼの再生」をお手伝いする事が出来るそうです。
米粉を使うことで産地のお手伝いが出来るって、なんだか嬉しいことですね。
参加して下さった皆さん、ありがとうございました!
(担当理事)