あいコープの練り物商品でおなじみ高橋徳治商店さんの呼びかけで、石巻地区委員会では恒例となっている冬の行事、石巻魚市場見学に行ってきました。

きれいな朝焼け
集合時間はせりの始まる前の早朝6:00!地区委員や理事、大人子ども合わせて10名程が集まりました。

大人も子供も元気な朝の始まり
6:30の開場に合わせて市場内に入ってみると…あれ?魚がいない。

今日は寂しい魚市場
特別にご案内していただいた石巻魚市場長の佐々木さんによると、前日の時化のためほぼ水揚げがなかったとのことでした。

説明をしてくださる佐々木市場長
賑やかな魚市場を想像していた私たちでしたが、閑散とした市場を見て天候に左右される漁師さんや市場の方のご苦労を生で感じてきました。

熱心に話を聞く参加者
一部、籠に入ったカニやシャコエビ、ヒラメ、ナマコなどを見ることができ子ども達も興味深そうでした。

大きなヒラメ
また、競りにかけられる前の魚を種類ごとランダムに放射能測定しているとのことで、日本に数台しかない貴重な測定機を見せてもらいました。
レーンに流した魚から放射能を少しでも検知すると横にはじくとのことで、実際に機械を動かして見せていただきました。
原発事故から14年が経過した現在も消費者に安全安心な魚を届けるため、国から通達があるまで続けていくとのことでした。
普段何気なく口にしている魚もこんなところにも手がかけられているんだなと感謝の気持ちを忘れず大切にいただこうと改めて思いました。
見学の後、魚市場隣の食堂で朝ごはんを食べました。

みんなで賑やかな朝ごはん
朝から豪華な海鮮丼、刺身定食、鮪ハラス定食などに「おいしい~」の歓声をあげながら、長い1日の始まりをみんなで楽しめた朝でした。
次回はぜひ活気ある魚市場を見学し、またおいしい朝ごはんを味わいたいです。
(担当理事)