冬季湛水田んぼで不耕起栽培の実験をします。
田植えが始まりました(2011.05.06) でお知らせしましたように、
昨年暮れに購入した吉武理事長の田んぼで、
冬から水を張っておいて、
田起こしも代掻きもしない田んぼで米をつくろう!という、(無謀な?)挑戦がおこなわれます。
実験をひきうけてくださったのは、被災された七郷の阿部さんです。
まずは、6月11日、手植えで田植えをおこないます。
苗は、大郷の紹介で、大衡の渡辺一正さんにお願いしました。(写真→)
手植えをしやすく!ということで、ポット苗を依頼しました。
通常は、以前紹介した(稲の播種作業始まる!(2011.04.14))ように、仕切りがない苗箱に培土をいれて播きますが、ポット苗は、柔軟な樹脂で作られた、播種穴がある育苗箱の一穴に1~3粒播きで育てられます。(写真↓)
茎の太い成苗を容易に育苗出来る方法です。
ポット苗は、一穴で育った苗を土ごと抜いて植えるため、「根傷み」がありません。
非常に活着(※1)が良く、分けつ(※2)も確実に始まります。
※1:活着…植物が、根づいて生長しはじめること
※2:分けつ…茎が根の近くから枝分かれすること