活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

豚肉について学ぶ-[第一弾]あいちゃん牧場と日向養豚

あいコープの職員は、定期的に勉強会を開き、商品のことを学んでいます。
今回は、豚肉の体験学習の様子をご紹介します。

第一弾は生産者体験!
8月に、あいちゃん牧場と日向養豚を訪問しました。

あいちゃん牧場では、豚さんたちは良い環境でのんびり過ごしています。
最初に訪問したのは、あいちゃん牧場。
あいちゃん牧場で、豚さんたちは良い環境でのんびり過ごしています。

まずは、体調管理のため、体温を測ったり、オスは肉質改善のための去勢をしたりするために、豚さんを捕まえるお手伝いです。
ちなみにオスは去勢しなければ肉に臭みが出て美味しくないそうです。

捕まえやすいように場所を狭めて…
捕まえやすいように場所を狭めて…

捕獲しました
捕獲しました(^_^;
最初は腰が引けていましたが、後半はだんだん慣れてきました。

バイオベッドにBM活性水を散布
おがくず・米ぬかを敷き詰めたバイオベッドにBM活性水を散布します。

「バイオベッド」とは、おがくず等と豚の糞から作られる堆肥を敷料に使った床のこと。
糞尿が微生物の力で発酵処理され、臭気などを抑制する効果があります。

「BM活性水」とは、バクテリア(B)とミネラル(M)の働きで作られた、生き物に「良い水」のことです。森で微生物が木の葉などを分解する仕組みを再現したプラントで、糞尿を利用して作られます。
畜舎に噴霧したり、飲水に添加することで悪臭を抑え、健康を増進することができます。
また、耕作では土壌や作物に散布し、成長促進などの効果があります。
(BMプラントについては、過去の記事「わはわ大郷BMプラントより」を参照してください。)

処置を終えた豚を新しいバイオベッド豚舎に移動
処置を終えた豚を、新しいバイオベッド豚舎に移動中。
痛くないように気を配っています!必死です!

BMプラントを見学
BM活性水のプラントを見学。

最初と比べて、職員の豚を見る目が変わっています
エサ箱に集まって夢中で食べる豚。
最初と比べて、職員の豚を見る目が変わっています。

あいコープでは、飼料米の配合比率を上げて飼料の自給率を高めているんですね!

次は日向養豚へ。

最初と比べて、職員の豚を見る目が変わっています
白衣着用で豚舎に入ります。

分娩舎。母と子は3週間一緒に過ごす。
分娩舎。母と子は3週間一緒に過ごします。
小さくてかわいい!

成長に合わせて育てる部屋を分け、管理されていました。

勉強になりました!
この日の研修はここまで(^0^)
職員の感想を一部紹介します。
「生の現場を見て、豚と触れ合って、自分の知識になった。」
「エサや飼育環境のことはある程度知っていたが、実際行ってみたら知らないことばかりだった。勉強になった。」

次回は、流通のことを学ぶために「仙台食肉市場」へ訪問した時の様子を紹介する予定です。
お楽しみに(^o^)!

(第二弾の記事はこちら→ 豚肉について学ぶ-[第二弾]仙台食肉市場)