今年度しおさい地区は、原材料に花たまごを使用している『マヨネーズ』を、仙南地区は『花たまご』担当し、あいコープのプライベートブランド商品を学習しています。
PB学習帳を作成するにあたり、花たまごのことを詳しく知りたい！ということで２地区合同で鹿島台ＧＰセンターと宮床農場の見学に行きました。
鶏舎から花たまごが届いています
まず、鹿島台ＧＰセンターを訪問。
打検してヒビがないかチェック
花兄園の大須賀裕さんから詳しい説明を受けながら花たまごをパックに詰めるまでの様子を見学しました。
重量ごとにレーンを通過
卵殻の汚れやヒビ、血卵なども機械で検知され、さらに人の目や手でも丁寧に確認されていることがわかりました。
汚卵や血卵のチェックも行われ、パック詰め工程が始まります。
農場から届いた卵の洗浄の様子も見学しました。
洗浄殺菌は次亜塩素酸ではなく電解水を使用しています。電気分解されたアルカリ電解水で洗浄、酸性電解水で殺菌しているそうです。塩素の臭いはなく、安全で安心です。
鶏のエサが入っています。
次に向かったのは宮床農場です。
太陽の光と風が入り込む開放型の鶏舎は2棟あり、2.1万羽の鶏が飼育されています。
風や光が入る開放型鶏舎
２階建て高床式で、２階部分で鶏を飼育し、鶏糞は１階部分に落ちるようになっています。毎日1羽につき110g～120gの餌を食べるそうです。糞は全量で1日1tもの量になるとは驚きました。
あいコープ仕様のエサ
1ゲージに2羽ずつ入っていて自ら餌を食べ、水も飲めるように設置されています。餌のトウモロコシや大豆粕などは遺伝子組み換えのものは使っていないとのこと。また、地域でとれる飼料米も配合されているそうで、実物を見せてもらいました。
これから集卵します
2箇所の見学を通して、花たまごを食べることができるありがたさを改めて実感しました。
大須賀さんには、丁寧なご説明と様々な疑問にもお応えいただき、理解が深まりました。ありがとうございました。
(担当理事)
