活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

稲の生育状況と草取り

 7月2日に芋沢の不耕起栽培に取り組んでいる実験田で「えんのう」グループが除草を行いました。6月11日に田植えを行いましたので3週間後の草取りです。

”ほたるい”(雑草)が繁茂
湛水不耕起田で田植えをしました(2011.6.15) でお知らせしましたように、下の田んぼは、昨年末にいくらか耕起したため雑草が生えており、田植え時に表面を代かきせざるをえず、半不耕起になってしまいました。
 それから3週間、田んぼに入って驚きました。”ほたるい”(雑草)が一面に、しかも稲の10倍程の大きさになっており、写真のように畦道に全面、山のように積み上げる程繁茂していました。

 上の田んぼは一切耕起しなかったので数株除草しただけで終わりました。(こちらも雑草は幾らかは残っており今後どのようになるか分かりませんね。)

 この上下2枚の田んぼを比べると、耕起することによって、土のなかにあった種が表面に出てきて、3週間で田んぼを覆いつくしてしまうことが実感出来ました。

雑草を取ったあとの稲

 この写真は、雑草を取ったあとの稲(ささにしき)で1本植えが分けつして数本になっていることは確認されますがまだまだ弱々しく、雑草に養分を取られてしまった感じで心配な状態です。

次の稲は、場所が変わって・・・・・・・・
小牛田の直播きした飼料米

 この写真は、稲の直播が行われました(2011.5.16)でお知らせした小牛田の直播きした飼料米の生育状況です。5月14日に田んぼに直接播種して7週間目になっており、20センチ位の丈で分けつして茎も太くなり順調に生育しています。もっと分けつして茎数は多くなると思います。

慣行栽培と思われる稲の写真

 最後の写真は、飼料稲の向かいの田んぼの稲で、飼料稲を播種した日に田植えをした慣行栽培と思われる稲の写真です。高さは30センチ程で、分けつも進んでいますが茎の太さが違ってきています。

 今後、これらの稲がどのように育つか、どのような差がでるのか、興味が持たれます。