活動報告ブログ いきいき!産地つうしん | あいコープみやぎ

北浦梨の摘果作業を援農

 6月4・5・6の3日間、「えんのう」グループが北浦梨の摘果作業の援農をおこないました。
 小牛田北浦梨の受粉作業始まる(2011.05.02) でお知らせしましたように、4月の末には、受粉作業をしています。
 授粉作業は、ひとつひとつの花に授粉させていく、手間にかかる作業でした…

 「果物」は、つぼみを摘む摘蕾から花を摘む摘花、果を摘む摘果作業があります。

 モモは花がたくさん咲くので蕾を調整し、新梢の伸びを良くして、更に摘果を行います。
 りんごは天童・りんごの花摘みの援農を行いました(2011.05.13) のように摘花をして、更に摘果を行っています。

 さて、今回の梨は、小さな花がたくさん咲きますので、ミツバチ等による授粉や人工授粉を行って、摘果を行います。
摘果前の実がたくさんついている梨
 ↑摘果前の実がたくさんついているところ。
 ↓摘果して実をひとつにしたところ。
摘果して実をひとつにした梨
 せっかく受粉させて実がついたのに、直ぐに摘果するのは「もったいない」と思いますが、大きな実をならせるためには不可欠です。

 摘果は、果実が小さい、偏って発育している、ツルが短い、果実が細長い、サビがある、
病害虫の被果がある…等々で行いますが、この写真のように、あまり差が無いのが多く、とても迷います。

 摘果作業は、収穫近くまで行われるので、プロではない援農は一気にひとつだけにしないで、
明らかに摘果したほうが良いと思われるところに留めています。