共生会 | あいコープみやぎ

株式会社オルター・トレード・ジャパン

オルター・トレード・ジャパン
バランゴンバナナ生産者(ミンダナオ島ツピ)

 (株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)は、バナナやエビ、コーヒーなどの食べ物の交易を行う会社です。
昨今、食生活をはじめとし、私たちの生活はあらゆる面で世界の人々の生業や暮らし、そして地球環境と密接につながっています。そして、その貿易を支配しているのはごく少数の大規模企業です。
 ATJは生産と消費の場を、顔と顔が見える関係でつなぐ交易を通じて、「現状とは違う」つまり「オルタナティブ」な社会のしくみ、関係を作り出そうと、生協や産直団体、市民団体により設立されました。

〇バランゴンバナナ
フィリピンの小規模生産者たちが、化学合成農薬や化学肥料不使用で自然環境を守りながら栽培したバナナです。
生産者たちは定期的に現金収入が得られるようになり、子どもの教育や医療、基本的な衣食住を確保するための助けとなっています。

〇エコシュリンプ
インドネシアで地域の自然の力を活かした「粗放養殖」によって育てられたエビです。
稚エビ放流後は人工飼料や抗生物質は使わず、広々とした養殖池でのびのびと育ったエビです。収獲後は酸化防止剤などの薬品は使用せず、産地一回凍結で新鮮なおいしさのままにお届けします。


エコシュリンプの収獲(インドネシア東ジャワ州シドアルジョ県)

〇マスコバド糖
フィリピンのネグロス島で伝統的に作られてきた黒砂糖です。1980年代半ば、砂糖の国際市場価格暴落のためネグロス島では深刻な飢餓が発生したことを受け、生産者支援を目的で始まった交易です。サトウキビ由来の優しい甘味とコクが、お料理やお菓子の味を広げてくれます。


マスコバド糖用サトウキビ生産者(ネグロス西州)

〇パレスチナのオリーブオイル
イスラエル占領下の厳しい社会状況の中で農業復興に取り組む現地NGOと農民の協力によってつくられています。
オリーブは古来、平和、肥沃、そして生命の象徴として扱われ、とりわけパレスチナでは人びとの暮らし、文化、歴史に深く根付いています。パレスチナの大地が持つバターのようなコクとほんのりスパイシーな味わい、そこには人びとの平和への願いが込められています。


オリーブの収穫(パレスチナ)

〇パプアのカカオ
インドネシア・パプア州で、自然と共生する人々が大切に育てたカカオ豆から作られたカカオ原料を使用したチョコレートです。貴重な現金収入源として生産者の暮らしを支える一方、カカオ栽培を通じてパプアの豊かな自然を守り、パプア人として暮らしていきたいという彼らの願いも込められた商品です。


「カカオの集荷・加工・輸出を担うカカオキタ社のスタッフたち」

ホームページ
https://altertrade.jp/

所在地
東京都新宿区大久保2-4-15 サンライズ新宿3F

主な生産品
バランゴンバナナ、エコシュリンプ、コーヒー、マスコバド糖、パレスチナのオリーブオイル、ゲランドの塩、インドネシア・パプア州のカカオ

提携商品
バランゴンバナナ、エコシュリンプ(L、M、むきみ、下処理済M)、インスタントコーヒー(カフェインレス)、マスコバド糖、マスコバド糖黒みつ、マスコバド糖かりんとう、パレスチナのオリーブオイル、チョコラ デ パプア 生チョコレートトリュフ、チョコラ デ パプア ビター、チョコラ デ パプア オーレ、パプア クラフトチョコレート カカオ67%、パプア クラフトチョコレート ミルクココナッツ 等